麦酒中心生活者の音楽とサッカー、ときどき競馬

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麦酒中心生活者が思いついたことを書き残す 備忘録

「武器を捨て、エレガントな装いをしよう」サプールという生き方

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出典 http://www.thefader.com/2012/10/02/interview-solange/

さて、彼らはどこのいるでしょうか。

先日国営放送のある番組で特集されていましたから
知っている方も多いかもしれません。

そうです、コンゴです。

初めて聞いた人は

えっ?コンゴ??
「貧しいところでしょ?」
「内戦とかしてンじゃないの??」

そうです。
そのコンゴです。


サプール の始まり。

コンゴは、コンゴ共和国およびコンゴ民主共和国があります。
今回初めて知りました・・・・。

コンゴ共和国はもともとフランス領、コンゴ民主共和国ベルギー領だそうです。
ホントかどうかしりません、wikiに書いてありました。
コンゴといえばキンシャサですが、
キンシャサは民主共和国の方です。

オールドボクシングファンの方はご存じの
ハメド・アリの「キンシャサの奇跡」のキンシャサです。


いずれにしても中央アフリカにある国です。

その両コンゴに彼らはいると書いてあります。

このスタイルはフランス占領下に生まれたそうです。
要するにこれって伝統のスタイルなんです。

すごくないですか??

でもともとは
アンドレ・マツワという社会運動家
フランスから持ち込んだ説が有力だそうです。

彼は黒人差別反対を唱えたりしていて
最終的に1929年にコンゴに強制送還されています。

コンゴの人たちは、マツワを崇めています。

サプールの語源

彼らは「Society for the Advancement of People of Elegance」
と呼ばれています。
頭文字を取って
「SAPE」
と呼ばれているんですね。


サプール 成長期

そしてパパ・ウェンバの登場です。
彼はミュージシャンです。
ユッスー・ンドゥールサリフ・ケイタと並び
80年台のアフリカンミュージックシーンを引っ張っていった
偉大な音楽家です。

なんと2014年に新作を出してます。
おとろえ知らずで
かっこいいです!!


当時いろいろな音楽誌で取り上げられていたので
知っている人も多いかと思います。

当時の独裁者セコは
西洋文化の排除のために洋服から国民服の着用を義務づける政策をうったそうです。
パパ・ウェンバは、国民服を着せたがった独裁者に対し抵抗していたそうです。

しかしそのあとに紛争が起こり
サプールはさすがになりを潜めたそうですが、
2000年に入り紛争が終わると
パパ・ウェンバは、こう言ったそうです。

「武器を捨て、エレガントな装いをしよう」
「平和があってこそSAPEは存在する」


こんな格好の付け方ってありますかね!!!!

サプールの基本

スーツです。
そして色は三色まで。

頭の先からつま先まで
行き届いてますね。

そして彼らが上手に使うのが小物。
まず、チーフです。
こんなに上手に使えたら良いなと思います。
華やかですね〜

そしてリング。
やたら大きかったり派手だったりしますけど
下品になってません。

葉巻。
決してギャングな感じでは無いんです。

ステッキ。
そんなのどこで手に入るの???
と思いますが、
それを持ちながら、町を闊歩する姿は
格好良すぎます。
日本でやったら、なんのコント?って聞かれそうですが・・・・。

ココは首都なんですが
周りを見てみるとけっこうな感じです。
しかし彼らは原色のスーツを身にまといます。
逆に映えます。

もしかすると、都会よりも格好良く見えるかもしれませんね〜。

とはいえ、赤道付近でこの格好。
よっぽどのポリシーがなければ着てられないでしょう。

サプールとは哲学なんだな〜
と思ってしまいますね。

Sapeurs - New GUINNESS Advert (2014)

ギネスさんも上手く使ってますね。
彼らはホント、フォトジェニックですね〜
かっこいい!!

“The Men Inside The Suits”

ん〜かっこいい!!!

サプールを取り巻く環境

そんなサプール精神は
コンゴ共和国の政治の世界にも広がっているそうです。
なんとコンゴ共和国のドニ・サスヌゲソ大統領も、
良きサプールとして尊敬を集めているそうです。

めっちゃカッコイイじゃねーかよ、コンゴ!!